【マーケティング×AI活用】経営者が知るべき「釣り道具より釣り方」の発想~AI活用が広がる、今なぜ成果を出す企業と出せない企業に差が生まれるのか~【第1回】

目次

AI時代に「マーケティング×AI活用」が注目される理由

ChatGPTをはじめとする生成AIの登場によって、仕事のやり方は大きく変わり始めています。

最近では、「AIをどう活用すればよいのか」「AI時代に経営者は何を学ぶべきか」といった相談を受けることも増えてきました。

確かにAIは非常に優れた技術です。

しかし私は、AIそのものよりも「AIをどう使うか」の方がもっと重要だと考えています。

まずは、なぜ今これほどまでにAI活用が注目されているのか、その背景から見ていきましょう。

なぜ多くの経営者がAI活用に関心を持っているのか

ここ数年で、AIは急速に私たちの身近な存在になりました。

文章作成、情報収集、データ分析、企画書作成など、これまで多くの時間を必要としていた仕事が短時間でできるようになり、多くの経営者がその可能性に注目しています。

私自身も、講演資料の作成やブログ執筆などでAIを活用しています。

実際に使ってみると、そのスピードや効率性には驚かされます。

そのため、

「AIをどう経営に活かせばよいのか」

「競争力を高めるためには何を学ぶべきか」

という関心が高まるのは自然なことだと思います。

AIによって仕事のやり方は大きく変わり始めている

AIの進化によって、私たちの働き方は大きく変わり始めています。

これまで人間が時間をかけて行ってきた作業の多くを、AIが支援してくれるようになりました。

例えば、

  • 情報収集
  • 資料作成
  • アイデア出し
  • データ分析
  • ブログ記事の下書き

などは、以前よりも短時間でできるようになっています。

私はサントリーで42年間仕事をしてきましたが、これほど仕事の進め方が大きく変わる時代は初めてかもしれません。

まさに今、私たちは歴史の転換点に立っていると言えるでしょう。

しかしAIを導入しただけでは競争優位にならない

一方で、AIを導入したからといって、自動的に成果が出るわけではありません。

これはマーケティングでも同じです。

私はサントリーで16年間ブランドマネージャーとして、C.C.レモン、サントリー天然水、胡麻麦茶、黒丸など35ブランドを担当してきました。

その経験から痛感したのは、

「優れた道具を持つこと」と「成果を出すこと」は必ずしも一致しない

ということです。

どれほど高性能な道具を持っていても、それをどのように使うかという考え方がなければ、大きな成果にはつながりません。

私はAIを「釣り道具」のようなものだと考えています。

どれほど優れた釣り竿を持っていても、魚がいる場所や釣り方を知らなければ魚は釣れません。

同じように、AIを使うこと自体が目的になってしまうと、本来の目的である「顧客に価値を届けること」を見失ってしまいます。

重要なのは、AIを持つことではなく、AIをどう活用するかです。

では、AIとはどのような強みを持った道具なのでしょうか。

次の章では、AIがなぜ優秀な「釣り道具」と言えるのか、その特徴について考えてみたいと思います。

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この記事を書いた人

サントリーで42年間、C.C .レモン・サントリー天然水など
35ブランドのマーケティングを担当。
現在はインプレスビジョン株式会社代表として、
感情キャッチ型マーケティング~独自のインサイト調査・アート思考~で
次世代経営者の事業成長を支援しています。

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